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ライアside
『ん……』
朝……？
可笑しい……母さんとお父さんの声がしない
ﾊﾙ「うあ"ぁぁぁあ！！お母さん！！お父さん！！」
ハルの声？
『どうした……え？』
なんで父さんと母さんが血塗れで倒れてるの……？
ﾚｵ「ねぇちゃん…どうしよう……！お父さんもお母さんも息してない……」
なんで……昨日まで話してたじゃん。気を付けようって言ったじゃん……私はまた幸せになれないの？
『誰だ……私から奪ったのは……誰が……』
それからは覚えてない気付いたら父さんと母さんは骨壺の中に入ってた
涙は出てこなかった
rbr「ライア……」
『ロボロくん……』
rbr「これからどうするん？」
『仕事見つけて2人を育てるよ。私のことは気にしないで』
ごめん、ゾムくん……今日は薔薇園行けないや
？「ふふ、ざまぁないわね」
と誰が発した言葉
腸が煮えくり返りそうな程の怒りを覚えた
さっきの声……聞き覚えがある
ゾムくんと一緒にいたアズヤとかいう人の声と一緒だ
ﾚｵ「ねぇちゃん。落ち着いて……」
ﾊﾙ「おねぇちゃん、手から血が出てるよ……」
ハッと我に帰る手のひらには爪が食い込んで血が出ていた
rbr「なぁライア」
『なに？ロボロくん』
rbr「俺な城で働くことになってん。ライアもメイドとしてそこで働こうや。ハルとレオはええ子やからきっと支えてくれる」
ﾊﾙ「おねぇちゃんのためならなんでもする！！」
ﾚｵ「僕……俺も！ねぇちゃん支える！！」
ギュッと2人を抱き締める
『ありがとう。頼りにしてるよ』
「「うん！！」」
rbr「じゃあ明後日迎えに行くわ。必要なもん詰めときよ？」
『ロボロくん。ありがと』
rbr「……ええんよ」
＿＿＿＿
ロボロside
ライアの目には光がなかった。実の親が殺されたんや……当たり前か
でも泣かなかったな……ハルとレオがいるからか涙は見せなかった
ライアの目にあるのは絶望と悲しみ……グルグルと闇が渦巻いているようにも見えた
『ねぇ、ロボロくん』
rbr「ん？」
『もし、憎い相手が目の前にいたらどうする？』
なんでそんな質問をするのか俺にはわからなかった
rbr「んー……社会的に抹殺するかな……なにかあったん？」
『……』
rbr「ライア」
できるだけ優しい声で名前を呼ぶ
rbr「なにがあったん？そんな質問するなんてライアらしくないで？」
『……なんでもないよ』
そう言って感情を押し殺すライアは酷く悲しく見えた
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シュークリーム - うっっっわ好きです……！！好みどストライク！！続きも楽しみにしてます！ (4月14日 23時) (
レス) @page18 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - ゆ、夢主〜可哀想に。でもこのお陰でとっっっっっっってもオモロいです( ^ω^ )更新頑張ってください❣️ (4月7日 1時) (レス) @page18 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2024年3月25日 10時
