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-105号室_____シャオロンの部屋。Aは正直舐め腐っていた。赤(やばい)がなんぼのもんじゃい！と。そしてそのままAはシャオロンの部屋を開けた瞬間にシャオロンと共にシャベルがぶっ飛んできてAの脳天をかち割った。
「あは、トントンに加護貰ってたんや。殺せると思ったんやけどあかんかったなぁ」
『え、は、え……』
「まあええか、もっかいやれば……うぐっ！」
痛みは一瞬の事であったので何とかなったが、敵意剥き出しで睨み付けてくるシャオロンだったが、突然呻き声を出したと思えば虚空を睨み付けた。流石に大丈夫なのかと近付くと、「近寄んなや」とシャオロンはAの事を拒絶した後に部屋の隅へと逃げた。どうやら殺すつもりはもう無いようだが、少しだけ震えたような声で告げたその言葉の所為でAはシャオロンの所へと行く事が出来なくなった。その瞬間空間が歪んだと思いきや、Aは-105号室から弾き出されて廊下へと出てしまった。
「あんさん、何でそんなギリギリで生きようとしてるん？トントンが居らんかったら死んどったで」
『え、だ、誰ですか！？』
「俺はロボロ。Aさんの脳内に直接話してるから近くには居らんよ。今までどんな人間なんかずっと見てきたんやけどな、Aさん死に急ぎすぎちゃうか？」
『そう……ですかね？』
「取り敢えず勇猛果敢に生きるんはええけど、しっかり縁があるっていう事を理解してくれ。今まで会うた奴等全員Aさんの事を気に入ってるんやから」
突然、Aの脳内に少しだけ高い声が鳴り響く。当然天の声なるものに触れる事さえ無かったAにとっては何処かに居るのかとクルクルと探せば呆れたような声がこれまたAの脳を揺れ動かす。自分を大切にしない行動にAの事を阿呆なのかと思っていたロボロだが、しっかりと此処で確信した。やっぱり此奴は阿呆やと。
Aは人外達に阿呆と言われる度に頭の中で憤っていた。こちとら奨学金を貰う為に主席で高等学校に合格したのだぞ。と。そんな平和ボケした思考の事を罵られている訳なのだが、実質の所生きる理由が痛いのが嫌だからというのが2割、兄に一目会うためというのが8割の為に、兄が居なければ希死念慮を抱いていた位には自分が死のうが関係無いとすら考えている。その思考を見越したかの様に、「はよ-109号室に来て」とロボロは呟いた。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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