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このままだとAが死ぬ。【殺人衝動持ち】のシャオロンは今は重なりに重なり合って冷静であった。大好きなAを先ずは助け出さないといけないと分かっていたシャオロンには空間操作で氷漬けのAを廊下に出した後に、「ロボロ！！」と大きな声で叫んだ。
「現状どうなっとる！？」
「エマージェンシーコールが鳴った瞬間に上に居った博士呼び出して今は上に居る特殊部隊が来た所や。Aは安全な所に置いておけ」
「一部始終見てたんやったら助けてくれって」
「俺の能力に助けも何も無いやろ。使いすぎたら丸一日見えんくなったり声出んくなったりするし」
それでも他の人間に天の声を使ってくれただけマシだ。ロボロにとってはご飯をくれる良い奴だからという理由で賭けを無視して手伝ったのである。現在は冷静なシャオロンにとっては個人主義のロボロが手助けをしてくれたのがどれだけ有難いかという事が分かる。
自分がやってしまった事は理解した。取られる位なら手元に置いておけば良い。その気持ちが暴走してしまった結果がこれである。死んだAなんて物言わぬ人形。唯の偶像に成り下がるのだと氷漬けのAを見てシャオロンは理解した。自分だってあれだけ忌避していた人間と一緒になってしまったと、Aを怖がらせておいて何が恋だ、愛だ。Aを抱えてぺ神の元へとワープする。は、収容違反上等。Aを助ける為なら何でもする。
「シャオロン？あれ、Aちゃんは……」
「なあ、絶対暴れたりせんからAの横に居ってもええ？俺の所為やから」
「じゃあトントン呼んで来て。トントンの能力なら氷を溶かせるから」
「わ、分かった……」
こんなに空間を捻じ曲げる事は早々無いから能力の使いすぎで喉から血が溢れてくる。だけど、Aを救わなくては行けないと分かっているからこそトントンの部屋へと直進し、そのまま有無を言わさずに医務室まで連れて行った。
「……これは、随分ド派手にやったなぁ」
「ぷ、ぶぎぃ……」
トントンだけではなくトンにもこいつマジかという目で見られた。トントンの能力は加護だけやなくて火と氷どっちも使える。チートやん。轟くんでも最初は火の能力使えへんかってんぞ？因みにトンはトントンの能力で生み出されたものではなく、この実験施設でトントンと一緒に実験された唯のペットである。だから飛べるし人間の言葉も分かる。凄い。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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