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何とかシャオロンには納得して貰い、-105号室に帰って貰ったA。何とか毎日絶対に来る事を約束に納得して貰ったのである。Aは復帰早々、チーノの能力やシャオロンの事が分かった為に報告書で大忙し。更には沢山の特別研究員が犠牲になった事によって始末書まで書かされる。何で始末書書かされるんだ、私が悪い訳じゃなくね？
「ええ菓子折りになって良かったやん」
『この為に作った訳じゃないんですけどね』
トントンの暴走の原因が特別研究員によってご飯を勝手に捨てられたからという原因だという事を知ったAはオスマンと共に作ったお菓子の存在を思い出して早速オスマンの部屋に行く。Aの命を助けてくれたのはトントンなのだから序でに良いだろうと思ったまでである。
「それにしても災難やったなぁ」
『オスマンさんがこれに乗じて脱走とかしなくて良かったです』
「俺の事、何やと思ってるん？」
割と非人道的な事をこの施設はしてきたのだから脱走のチャンスがあればするだろうと思っていた。現にAも自分がこの施設に囚われた身であれば絶対に何があっても外に出ようとするだろうし、と。そんな考えを読み解いたのかオスマンはくす、と笑った。
「隣でAちゃんが瀕死やからって泣きそうな声でシャオロンがトントンに泣きついてる声を聞いてもうたら脱走する気なんて起きひんよ」
他の特別研究員だったら兎も角、Aの性格は存在価値になり得る上に人として嫌いな性格では無いのだ。それに、脱走すると言ったって世界の全勢力が此方に向いたら流石に太刀打ち出来ないというのはオスマンも知っている。此処で当たりの人間が来るまで待って、当たりの人間に飼い殺しにされるのが1番幸福。全てを諦めたオスマンはそう思っている。何処ぞの鬱ならそんな幸福は偽の幸福だという事は語れるかもしれないが、Aは唯疑問に思い、それで終わる。
鬱にとっての信条とは、「満足した豚より不満足な人間がいい」との事である。と言っても鬱自身は可愛い女の子が特別研究員であったらその信条は後回しにされるのだが。更にコネシマとも食い違っており、「大先生の考え方、異世界やったら通用するやろうけど、此処では無駄やなあ」と言われている位なのだ。
……閑話休題、オスマンからチョコを受け取ったAは早速トントンの部屋へと向かった。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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