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トントンの部屋に行こうとするとトンがAに抱きついて来る。Aについている甘い匂いが気になったのと単純にAの事が好きだったりするというのもあるが。
「ほんまにいつもごめんなぁ」
『いえいえ、可愛いので大丈夫です』
「それで何の用なん？」
子豚とは言っても華奢なAではトンを抱えて落とさないようにするだけでも精一杯であった。そんなAに申し訳ないと謝罪するトントン。トントンにチョコを渡すと驚いたような顔をされ、「バレンタインみたいやな」と言われる。時期も季節も分からないが、何処かの国では親しき男女がやるものであるという事はトントンは知っている。異国生まれであるトントンにとってはそれは身近にあったのだが、此処に来る前までに貰った数は勝手にガタイが良い故に甘い物が苦手だと思われて0であった。
「これは俺だけに特別なん？いっぱいあるけど他の奴には渡してたりせんよな」
『助けて貰ったお礼から何から何までなのと、前にご飯を渡せなかったので……』
「いやほんまに嬉しいわ。あ、せや、ちょっと待ってな。お礼のお礼と言っては何やけど加護付けておくから」
既に1回目のシャオロンの襲撃によってトントンの加護は剥離済み。トントンにとっては美味しいご飯を貰える人間だからと、天使の姿を見せてAに貼り付ける。
「此処まで生き残ってるって事はもうほぼ命の危険は無いって思ってもええけど、一応な？」
『う……何から何までありがとうございます』
「ええよええよ」
ご飯も作れて此方を加害する事も無くコミュニケーションを取ってくれる。更にはAは女なのだ。そして特に動物が好きという可愛らしい一面も持つ。トンに此処まで甘えられて嫌がらないのは今まで出会った中でAしか居なかった。こんな有料物件が他に居るだろうか？そう考えた時に答えは否なのだ。但し、シャオロンのように人間相手じゃ抱えきれない愛を爆発させる可能性も無きにしも非ず。恋をした事が無いトントンにはそんなものは無縁。だからこそ恋等を押し付ける人外達ではなく、自分自身しかAを救える相手が居ないとトントンは感じた。それも一種の傲慢であるが、そんなものはトントンにとっては無意識の思考。この思考をAにひけらかさない限り……否、伝えたとしてもAにとっての善人になる事は簡単である。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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