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Aは余りにも愚直であったのでショッピの部屋へと向かう。Aはチーノを助けた相手であるという事もあって前よりは信頼していたが、それよりも猫ちゃんの方が可愛くて少し意地悪なだけなので信頼はショッピへの方が重かったのだ。
「Aさん、無事やったみたいで良かったです」
『ごめんね、心配と迷惑かけて』
「それより何でAさんは俺じゃなくてチーノを頼ったんですか」
チーノなんかよりも自分の方が強いし、Aの命くらいは簡単に守ってやれるのに。そうショッピは考えていたし、何ならチーノがAを氷漬けにしたと聞いて肝が冷えるような思いをしていたのだ。「何とか言って下さいよ、Aさん」だなんて。ショッピにとっては一種の裏切りであり、信じられない事であったからこそAに掴み掛かった。
「そんなに俺の事嫌いでした？何でもしますし、何なら必要とあれば誰でも殺すのに。最終的にチーノに助けを求めた理由を教えて下さいよ！」
『や、その……チーノさんとは余り仲良くないというか、割とショッピの事は大事だからシャオちゃんに痛い目に遭わせられたら嫌だなーとか思ったから』
それに対してショッピは先程までの威圧感は何処へやら、Aの返答に満足してにっこりと微笑んだ。Aは実際は何も考えていなかった上に、1番奥の部屋だからという理由でチーノの部屋を選んだのだが、そんな事を言って仕舞えばショッピの地雷を踏み抜くだろうと野生の本能で言い訳をしたA。此処に来てから割と慣れたので流石に平和ボケをしたAでも流石にショッピの異変に気付いた。
「Aさんが思ってるより俺強いんですからね？」
『ショッピが！？』
ぶっちゃけ言ってショッピが強いとはAも思っていなかった。確かに自分みたいな人間の事は一捻りに出来るかもしれないが、果たして他の人外に対して勝てるのだろうか。特にチーノなんかも氷を出せる位には強いし。Aがショッピに対して知っている情報は猫ちゃんという事である。後はちゅ〜るが好きであるという事。本当は強いと自負しているショッピはAに対して一芸でもしてやろうかと思ったくらいだ。
そんなショッピだが、Aが自分に対して無警戒なら良いかとすら考える。もし警戒されたら困るし、Aが望むのならただの猫ちゃんでいても良いかもしれないだなんて。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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